夢野さんのゆる勝ちブログ

努力不要、楽な逃げ道を模索して得したい人のブログ。

上手くいかないのは戦い方を間違えているせい?孫子さんに学ぶ勝つための極意

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きゃー♡ずっと気になっていた「こども孫子の兵法」買っちゃったよー↓

購入した時店員さんに「この商品でお間違えないでしょうか」って言われちゃったよー。そうだよ。これが欲しかったんだよ。悪いか。

 

 

孫子さんは、簡単に言うと"人生のあらゆる場面で勝ち続けるヒント"を残してくれた人です。時代が時代だから、孫子さんはマジモンの合戦の戦い方のノウハウを書いたんだろうけど、現代の私達にも十分通じるものがあります。

 

孫子さんの考え方は"楽して賢く得する、勝ちに行く"っていうこのブログのコンセプトと似ているところがあるので、この考え方が合う人は是非是非。

 

目次

 

 ビジネス書の危険

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私はビジネス書オタクなところがあって(でも立ち読みのみ。お金はかけてない)、ハウツー本やそれ関連の情報を目にすると、ついつい覗いてしまうので、自然とかなりのビジネス書に目を通してきたと思います。

 

そうすると、段々ビジネス書達が言いたい大事な核となる部分は重複してるな、って気づいてくるんです。新しい本を読んでみても、また本質は同じこと主張してるな、ってなるんです。

 

で、ビジネス書っていうのは、読者のタメになるからそのノウハウを教えてあげることを目的として書かれているのですが、やっぱり、それに加えて著者の利益になるから著者もビジネス書を書くんですよ。

そりゃー誰だってお金になることしたいですよね。

その気持ち自体は良いんですけど、著者がお金を稼ぐ事を目的の全面にだしてしまった場合、ビジネス書の中に宣伝をいれて、読者からさらにお金を引っ張りだそうとしたり、内容を薄めて冊数を稼いだりしようとする訳ですよ。

 

ビジネス書自体に害は無いですが、悪く言うと、読者が著者のお金儲けの道具にされてしまう可能性もあります。

ビジネス書書くような人って、大抵自信満々で、もし変な事言ってても正しい発言してるように見えてしまうから尚更。でも、それもその人の能力だよね。

ビジネス書には、ある意味お金を搾取されちゃう危険がいっぱいなんです。全体的に、どれも同じ様な主張をしているのに。

 

そして、著者も人間だから、その人の思考回路の癖や偏りがあります。過激な発言をしていたり。

でも、一冊偶然手に取った本がそれで、他の著者の本を読まなかったら、その偏った意見を取り入れてしまうかもしれません。

その"偏り"が、これまた偶然あなたに"ハマ"れば、著者とシンクロして凄まじい威力を発揮するかもしれません。だけど、その確率は低いです。

多くの人に当てはまるようなことが、貴方にも当てはまる確率の方が高く、まずは普遍的なポイントを押さえてから、自分に合った"偏った"考え方を探してみれば良いと思います。

 

 孫子の兵法は「美しい」?

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初めて孫子さんの本に出会った時はそれはもう衝撃でした。「美しい…!!」と、心の中で感嘆の声をあげました。

 

何が美しいって、多くのビジネス書が書いているエッセンスだけを、思考の偏りなく(つまり、日々ビジネス書を読むにあたって感じていた「この考え方は極端過ぎるな」とか、「これは著者が利益に繋げるために書いた発言だな」とか、自分で考えて書いてある情報の取捨選択をしなくてもいいってこと)載せてあることです。

しかも著者が既にお亡くなりになっているため、お金を吸い取られる心配もないです。雑味のない、綺麗な完成品だ、と私は思いました。

やはり、古くから消えずに人々の間に流通し続けているものには、それなりの価値があるから、そうなっているということですね。

 

だから、ビジネス書マニアじゃない人に、「こういう考え方もしてみたら、もしかしたらいいことあるかもよ」って差し出したり、もしくは「いいことある気がしてきた。希望が持ててきた。」って思ってもらえるように、教えてあげる本一冊を選ぶとしたら、私は「孫子の兵法」にします。

 

読んでもらえない「孫子の兵法」

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でも、普通読む気しないんですよ孫子の兵法。

読む能力があっても、本が好きな人でも、博識な人でも、興味ないことは読む気しないんです。面白くないから。自分がワクワク出来ないから。

楽しくないことに時間を費やすのって嫌ですよね。

 

こういう系の本読んでたら賢くなれた気がして読む、っていうのも、それがどんな動機であれ、読むきっかけになれば、誰にも責められるべきでない立派な動機だと思うのですが、そういう動機だと、私の経験上続かないです。

うん。私にもそういう気持ちはある。

やっぱり興味持てたり、楽しいことしか続かないし身につかないです。そもそも取り掛かろうとすらしないかもしれない。

 

もっと多くの人の心に「孫子の兵法」の概念をスッと入れてくれる方法はないのかなー、長ったらしい文章読まなくても、概念さえ掴めておけばそれは皆の役に立つのに。。

と、考えていた矢先!この「こども孫子の兵法」↓が目に留まったんですよ。

 

 

大きさ的に絵本かな?と思ったのですが、意外と字が多くて、わかりやすく噛み砕いて説明してくれています。

右ページに「やるべきこと」が可愛いイラストと共に端的に書いてあって、左ページに具体例を挙げながら説明が載っています。

 

漫画で孫子の兵法を説明しているもの↓も人気らしいけど、ビジネス書?として無駄がない、整然としている、って私が「孫子の兵法」に抱いたイメージから離れていたので購入には至りませんでした。

でも、現代の実生活に孫子の兵法を落とし込んで問題解決されていくストーリーなので、主人公に共感して、自分のこととして感情移入しやすい構成になっています。

 

まんがで身につく 孫子の兵法 (Business ComicSeries)

まんがで身につく 孫子の兵法 (Business ComicSeries)

 

 

子供用を買うことに抵抗ある人へ

実力以上の背伸びは成長には欠かせませんが、それ以上に、今の実力で出来る範囲の事で成功した、小さな成功体験を重ねていくことが大切です。

小さくても、周りから見たらショボくても、実際成功したらやっぱり嬉しくなっちゃうものなのです。その嬉しい、楽しい、という感情の積み重ねが、その人を自発的に動かす原動力となります。

 

題名に「こども」ってついてるからって馬鹿にしないで、確実に自分の読めるものから読んでいけばいいと思います。

それに、こどもの未熟な理解力をもって、意味が解釈出来るようになっているので、かなり優れた書籍だとも言えます。